記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

AMK 1/48 MIG-31BMフォックスハウンド(実機検証)

現用機ファン待望のAMK 1/48 MIG-31の発売が間近に迫りました。

12063316_533575896807242_5075378107441383362_n.jpg

AMKのフェイスブックページでは今年の夏ごろから開発中の画像がアップされ、その独特のパーツ構成と驚異的な精度で世界中から注目されました。前作のマジステールやL-29を見ても、プロポーションを含めてほぼ完璧な仕上がりが期待できます。
11892228_512191892278976_6059904240087584529_n.jpg
11947488_512191992278966_6826739023758072665_n.jpg
11960033_512496748915157_4210156755798934520_n.jpg
12033010_522471084584390_7394664840345059336_n.jpg
12002741_521491081349057_4720918717495888568_n.jpg
12036631_521490738015758_2566960362007082310_n.jpg
12112093_529192097245622_1864820622903567540_n.jpg


10月末から世界中でプレオーダーが開始され、日本は12月発売、香港のHOBBY EASYでは12月4日発送ということになっています。
http://www.hobbyeasy.com/en/data/8regiuv3loszxyuct7wh.html

入手できたタイミングにもよりますが、即日着手し2月の横浜モデラーズ合同展示会にて「日本最速の作例」としてお披露目したいともくろんでいます。


製作に先立ち、8月のロシア遠征で実機を見てきた印象を綴っておこうと思います。
ロシア軍での運用等々については私より詳しい方がたくさんいると思われますので、一モデラーとして模型に生かせそうな部分を抽出してご紹介します。
なお、私が目にすることが出来たのはMAKS2015に展示されたMIG-31BMおよびモニノで放置されているMIG-31です。
DSCF6475.jpg
DSCF6918.jpg

ちなみにBM/BSMと旧型は前席キャノピー外部につけられたバックミラーの有無で識別できるようです。(ついているものがBMおよびBSM)
DSCF19690.jpg




まずは印象を決める機体色。MIG-31は採用時から一貫してグレー単色の迷彩を採用、模型を作る際はMrカラー334番バーリーグレーが近似色とされています。
IMG_0134.jpg

334番その他の塗料をWAVEのグレープラ板に吹き付けたカラーチップを作ってMAKS会場へ持参、順光状態で比較してみましたが、結論から言うと実機の色は「意外と濃い」です。上の画像でも隣に展示されているMIG-29SMTの下面色より、青みが少なく明度が低いことが読み取れます。
過酷な運用で塗膜がチョーキングを起こしている場合や、出回っている写真は雪レフ効果で明るく映っている場合が多いというのも、一般論を決める要因になっていると、個人的には感じています。

DSCF5131.jpg

機体との距離が遠くピントが合わせられなかったのですが、334番との比較です。
比較すると334番は若干緑に振れており、印象が異なると言えなくもありません。意外にもドンピシャなのはWAVEのグレープラ板の色そのもの。模型で塗るのであればプラ板と色が一致するように調色するとよいと思われます。このあたりは、AMKがどのように指定して来るか楽しみです。
52201.jpg




MAKSに展示された機体は比較的きれいでしたが、強いて言えばパネルラインが黒ずむように退色しているように感じました。また、パネル単位でタッチアップしたような箇所も見受けられるため、黒立ち上げでグラデーションから一部パネルをマスキングして色調の異なるグレーで塗るといった手法が有効でしょう。
DSCF3163.jpg

レドームのダークグレーは、隣に展示されていたMIG-29SMTのそれよりも随分薄く感じられます。13番ニュートラルグレーや305番あたりをベースに、機体色との明度差を少なくするとよいでしょう。
DSCF1969.jpg


一方、垂直尾翼の縁取りは結構暗く、MIG-29SMTの同部分とほぼ同じ色です。13番ビン生か、もう少し暗い色(116番ブラックグレーなど)でもよいかと思います。
DSCF3146.jpg

もっともこのあたりの色は個体差が大きいようなので、特定の機体を作るのでなければあまり気にしなくていいかもしれません。
2710655.jpg


ロシア機のキャノピーはどの機体も着色されているのですが、MIG-31は特に濃く透明パーツそのままでは違和感が出てしまいます。色調は写真では黄色く映りますが、実際はかなりアンバー寄りです。風防正面の平面部のみは、米軍機等と同じくブルー系に着色されています。
DSCF1987.jpg

機首上面および下面は反射防止(下面はIRST用?)で黒く塗られています。空気摩擦のためか機体側よりも艶があり、またかなり剥げて銀の下地が見えています。
DSCF6465.jpg

MIG-31に限った話ではありませんが、ロシア機のシール材は独特なピンク色をしています。目立つのはキャノピーフレームですが、脚庫内部等の鉄板の継ぎ目などにも施工されているようです。
DSCF1988.jpg

コックピット内部はMIG伝統のブルーグリーンですが、近代化改修に伴って追加された機器?についてはグレーとなっているのが面白いところです。
dvd2.jpg

DSCF6466.jpg

キャノピーフレーム内側はグリーンのクッション材のようなものが張り込まれているので、気になる方は塗り分けてみてもよいでしょう。
dvd3.jpg



インテークや脚庫の内部はシルバーのようです。メタリックな輝きはあまり感じられなかったので、フラットベースを混ぜるかフラットクリアでコートするのが良いかもしれません。
DSCF5160.jpg

エンジンノズルは外殻が固定、内部のみ可動して断面を変化させるという昔ながらの形態です。外殻はかなり黒ずんでいるので、メタリックを塗った後にクリアーブラックやパステルで汚しを入れるといい感じになると思われます。金属光沢はほとんど感じられませんでした。
DSCF6461.jpg

ちなみに試作型や初期型はノズル外殻にアイリス板のような凸凹があり、大きく印象が異なります。
DSCF7032.jpg

主翼下に搭載されていたR-73用パイロンは、機体色と明らかに色調が異なります。本体部のダークグレーはレドーム等よりも暗く、パイロン先端部のライトグレーは機体色よりも青味が強めです。ダークグレーは301番、ライトグレーは308番あたりでしょうか。
DSCF1981.jpg

脚柱は機体色と若干異なる色で塗られています。よく指定されるのは73番エアクラフトグレーですが、大きく外れてはいないイメージです。ホイールは例によってミドリ系なので、302番や309番あたりがよいでしょう。
DSCF6476.jpg

機体全体にはコーションデータがびっしりと書き込まれており、機体色が単色だけにきっちり貼れば映えるでしょう。AMKのデカールはほぼ完璧な再現度のようなので問題はありません。
12196315_533929513438547_6855070175367187432_n.jpg

あえて言うなら、AMKのデカールにある「青の93号機」用と思われる星は3つ、MAKS2015に展示された星は4つでした。
12143356_533929506771881_6216291233364999011_n.jpg

DSCF6465.jpg

MAKS2013の時点では星3つだったので、最近になって書き換えられたようです。
v_vorobyov_mig-31bm_93_1500.jpg


その他としては、全体的な仕上げはかなり雑で、外板はベコベコ、シール材も塗りたくったような印象です。本当にこれでマッハ3近くで飛ぶのかよ…という感じでしょうか。模型的にオーバーに表現するか、かっちり感重視で仕上げるかはモデラーの好みによるでしょう(私は完全に後者です)
DSCF1986.jpg

DSCF1984.jpg




1か月後に無事発売されていることを祈りつつ、駄文を締めくくらせていただきます。。
スポンサーサイト

コメント

寒くなってきました

すっかり冬の気配ですね
塗装がやりづらくなってきました・・・

モスクワへはショーを見に行かれたと言うより
現地調査ですね(笑)
参考になります

とはいえロシア機は長いこと作っていませんが(汗


F-16ももうすぐ完成のようで
楽しみにしております

Re: 寒くなってきました

フィニッシャーズのピュアシンナーで乾燥を早め、快適なモデリングを楽しんでおります。

ショーは満喫していましたよ?(笑)
飛行展示の前後で随分時間があったので、数千枚の写真を撮りまくってきました。
おいおい公開出来たらいいな(できれば模型誌にでも…)と思っております。

今年は1/48だけでもMIG-29SMT、MIG-31、Su-33、Su-27と超当たり年ですので、ぜひロシア機を楽しみましょう!

F-16はとっくに完成していますので、公開までお待ちください。

> すっかり冬の気配ですね
> 塗装がやりづらくなってきました・・・
>
> モスクワへはショーを見に行かれたと言うより
> 現地調査ですね(笑)
> 参考になります
>
> とはいえロシア機は長いこと作っていませんが(汗
>
>
> F-16ももうすぐ完成のようで
> 楽しみにしております

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。