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AMK 1/48 MIG-31BMフォックスハウンド(キットレビュー)

11月30日に香港で発売されたAMKのMiG-31、到着しました。
海外サイトで多くのレビュー記事が書かれていますが、日本で入手したのは最速と思われますので、簡単にまとめておきます。

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箱を開けると、上蓋には製造番号が記入されています。1000ショット台なら金型の痛みも少ないでしょう。ちなみにメーカー在庫はすでに品切れ状態とのことです。

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パッケージは意外と小さく、1/48のF-16がすっぽり入る程度です。積んどく派にも優しい仕様ですね。

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ランナーはぎっちり詰められており、一度ばらすと上手く戻せなくなりそうです。白い箱は間詰ではなく、スライド金型で一体成型した大型のランナーが別個に収められています。

ランナーをざっと見た限りでは、色が濃くやや粘り気の強いプラ材質、太目でくっきりとしたパネルラインとリベットで、強度とメリハリのついた仕上がりを両立できそうな感じです。一番印象が近いのは、アカデミーの1/32 F/A-18といった感じでしょうか。
なお、見ただけで離型剤がきつく残留しているように感じられる箇所がちらほらあるため、塗装前の清掃は必須でしょう。

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他所でも画像は上がっていますが、機首ブロックは5面の金型を用いて一体成型されています。レドームを付ければ素晴らしいプロポーションが見えてきますが、すでに同スケールのナットを超えるサイズになってしまいます。

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胴体ブロックもほぼ一体成型。事後変形を抑えるために桁が仕込まれていますが、表面側に引けがほとんど出ていないのも高いポイントです。

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よく見ると、一部には凸リベットも使用されています。放電策などもすべて一体成型されていますが、繊細すぎて置き換えも困難なのが困ったところです。

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桁の仕込まれた主翼上面を組み合わせると、巨大なシルエットが見えてきます。微妙なバリのせいで胴体側面に隙間がみられますが、丁寧に処理すれば合わせられそうです。全体として段差の発生はほぼなく、隙間もパネルライン1本分になるよう調整されており、AMKの高い金型技術がうかがえます。

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特に機首部は感動的な合わせの良さです。機体サイズも考慮して、胴体と別個に塗装、接着整形後に継ぎ目部をタッチアップしても全く問題なさそうです。

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脚カバー等細部もメリハリがついた表現。押し出しピンも全くないか、極力見えなくなる部分に配置されています。

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コックピットは近代化改修型を正確に再現していますが、アナログ計器部は枠のみのモールドでデカールは用意されておらず、塗装指示も全くないのがやや不親切です。
近代化改修部が別ランナーに配置されていること、AMKではR-40ミサイルのテストショットも完成していることから、B,BS型の発売も予定しているようです。

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MiG-31の代名詞、R-33は多面スライド型を用いてほぼ一体成型。特徴的なフィンのリベットまで完全に再現されています。ゲート位置も丁度機体に隠れるよう考慮されているのが素晴らしいです。

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R-73、R-77も一体成型で4発ずつ用意されていますが、これは先発のGWHよりもモールドがぬるく感じます。もっともフィンの薄さなど基本的な仕上がりは十分なレベルであり、塗装してしまえばほとんど気にならないでしょう。

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開封中に何かが落ちたと思いきや、機首に仕込む錘までセットされていました。

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キャノピーは開状態用の分割されたパーツと閉状態用の一体成型のものが入っています。合わせは完璧かつダボ穴もしっかりしており、ストレスは全くありません。

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デカールは印刷元の記載がありませんが、艶があり薄手のフィルムで貼りやすそうな印象。発色は良好ですが、一部のコーションデータは解像していません。Begemotからもコーションデータセットがリリース予定ですが、同社も解像度はイマイチなので純正の出来を上回るかは疑問です。

ゲート処理とパチ組した程度ですが、ランナー状態で受ける印象以上に組みやすさに徹底的にこだわった姿勢が読み取れました。押し出しピンの配置や適切なアンダーゲート処理など、設計者が実機や金型技術に詳しいだけでなく、相当に「作れるモデラー」なのだろうと感じさせます。
組立やすさや単純なディティールだけでなくプロポーション、考証に至るまでほとんど文句のつけようがなく、まさに全てのモデラーが望んだようなキットです。実売7000円程度の価格も含め、買わないという選択肢はあり得ないでしょう。

私は早速着手、2月の横浜モデラーズ合同展示会に間に合うよう仕上げていきたいと思います。
http://kym-hama.wix.com/yokohamamodelers

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